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気管支喘息 [東洋医学]

気管支喘息の症状は、息は吐けますが、吸えない苦しさです。
現代医学的には起座呼吸と言って、座っている方が交感神経が優位になるので、
寝ている時の副交感神経優位の状態よりも呼吸が楽になります。
東洋医学では、吐く機能は肺が主り、吸う機能は腎が主っていると定義しています。
これを、「肺は呼気を主り」、「腎は納気を主る」と言います。
従って、気管支喘息の治療は、腎の力を益してあげるのが重要となってきます。
それと、気管支喘息の方は、肩や肩甲骨の辺りの筋肉も凝っているので、
この凝りを取ると呼吸をするのが、とても楽になるんですね。
お灸で腎の力を益し、鍼で肩と肩甲間部の凝りを取る、この治療が効果的です。

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腎と精と精神 [東洋医学]

怒りやすい人は肝気が昂っている人が多いのですが、
その他には腎の働きが弱い体質の人も興奮しやすいものです。
これは腎が弱い為に、本来、静かに納まっている精が少しの刺激で動揺してしまい、
精神の昂りを抑制できない事で起こります。
肝実のタイプの肝気の昂る人は、怒ってもあまり長続きはしませんが、
腎虚のタイプの腎精が動揺して、神経の興奮が治まらない人は、
怒りが持続するのが特徴です。
人間の性格も、内臓の働きと密接に関係しているんですね。


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五香 [東洋医学]

身体の臭いは誰にでもありますが、
東洋医学ではこれを五香と言います。
その配当をみますと、
それぞれ五臓が病むと、
それに応じた臭いがあります。
表してみると以下の様になります。

肝・・・臊(そう)
心・・・焦(しょう)
脾・・・香(こう)
肺・・・腥(せい)
腎・・・腐(ふ)

これも診立てをする時に、
有効な手立てとなるんですね。
20年以上の臨床経験から申し上げますが、
身体の臭いの強い方は、精神的に興奮し易いのが
特徴と言えます。

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NHK人体 [東洋医学]

NHKの人体の放送を、ご覧になりましたか。
来年、三月にかけての放送なので、まだ、初めですが、
番組を観たらNHKらしく、製作費が掛っているのが良く判りました。
番組を観た感想は、現代医学らしく進んだ所、
それに比較しても、東洋医学にも優れた所もあるのではないかと思いました。
勿論、現代医学の力で命を救われた人は沢山いますので、
こちらもとても重要な治療法です。
しかし、東洋医学にも慢性関節リュウマチ(RA)の治療や、
腎臓の解釈は独特の物があります。
さて、これからどの様な放送がなされるのか楽しみですね。

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脊柱管狭窄症 [東洋医学]

最近、多い脊柱菅狭窄症。
この病気、現代医学では手術の対象ですが、手術をしても時間が経つと、
また症状が出てくる事が多いんですね。
特徴的な症状は間歇性跛行と言いまして、少し歩くと下肢に痺れが出ます。
これは休憩すると治まりますが、また歩くと症状が出ます。
その他は下半身に冷えを感じたり、トイレが近いなどの症状も出ます。
当院では、お灸で好成績を上げていますので、
手術をする前に、お灸を試してみたら如何かなと思います。
手術をしてしまった後でも、保存療法的な治療も出来ます。
東洋医学では、脊柱管狭窄症は先天に問題があると出て来ると
診立てますので、立派に治療の対象になるんですね。


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風邪やインフルエンザが流行しているようですが、、、 [東洋医学]

今年は風邪やインフルエンザが流行していて、
かなりの方が罹っているようです。
風邪やインフルエンザの予防は、
マスクをしたり手洗いや嗽の励行、
それと、疲れを残さない様に、寝不足などにも
注意が必要ですね。
けれども、それでも罹ってしまう場合があると思います。
それは、流行の時期だからと、この時期だけ注意しても
効果は薄いんです。
まずは、年間を通じて、食べ過ぎに注意して、
腹八分目を守る事が大切です。
当院の患者さんで風邪やインフルエンザに罹っている方は
本当に少ないんですが、それでも少数の方は罹ってしまっています。
私の目から見ると、やはり食べたり飲んだりが好きな方、
胃腸が悪いのに外食好きな方が、そうなっている事が多いと思います。
健康への第一歩は胃腸からです。
食べ過ぎ飲み過ぎには注意しましょう。


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孫思邈 [東洋医学]

孫思邈・狩野探幽.JPG

写楽展を観て、帰り際に本館二階を覗いてみましたら、
狩野探幽によって描かれた、東洋医学と関係が深い人物の
軸が展示されていました。
その人物の名は、「唐代の名医・孫思邈(そんしばく)」と言いまして、
今でも薬王、薬上真人と尊称され、医神として廟に祀られていますから、
東洋医学に携わっている人なら知らない人はいないと思いますが、
あの「備急千金要方」や「千金翼方」の医学書を著した有名な人ですね。

「備急千金要方」は、婦人・小児・内・外科の、
解毒・救急・食治・養生・平脈・針灸・孔穴主治等について述べられて、
「千金翼方」は晩年になって「備急千金要方」の不足を補うため、
著されたと言われています。
その他、孫思邈は、医学史上はじめて導尿術を採用したり、
羊靨(ようよう・羊の甲状腺)で風土病の甲状腺腫を治療したりと、
歴史に残る重要な功績を残した名医だったんですね。



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天気と地気 [東洋医学]

よく、今日は好い陽気ですね~、
とか挨拶する際の会話に使われますが、
気候は天気と地気の二つにに分かれます。
陰陽五行論では相対的に、天気は陽に属し、地気は陰に属します。
これを地形に例えてみますと、
盆地では他の地域よりも気温が高くなりますが、
これは天気の陽が有余であるので気温が高くなります。
一方の山の気候は、地気が山となってせりあがれば、
陰が有余になりますから気温は低くなります。

先の大地震を経て、当院の患者さんも年齢が高くなるに従って、
体調が思わしくない方が増えて来ていますが、
これも地気の変化の影響による場合もあるのです。
天人合一で、人間も自然の一部ですから、
地球規模の変動が起きれば、
体調もそれによって左右されてしまうのは自然の摂理でありますね。



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心身共に健康になる [東洋医学]

病気は何方でも好き好んでなる訳ではありませんが、
難しい病気に罹ってしまったら身体だけ治療すれば良いのではなくて、
それまでの習慣や物事の捉え方、考え方を変えて行く時期でもあると思います。。
それによって病気の治り方も変わってきますし、
病気が治った後には、この経験が好ましい人生の変化をもたらしてくれるものです。
嗚呼、あの時は辛かったけど、
今の自分は病気をする前より良くなったと思えたら、
それは大きな贈り物を手にしたのと同じではないでしょうか。




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先天の原気と後天の原気 [東洋医学]

人間には、生きるエネルギーがあります。
それを「原気」と言いますが、その原気にもふたつの種類があって、
「先天の原気」と、「後天の原気」とに分けれます。

「先天の原気」とは、生まれる時に両親から貰う力の事で、
「後天の原気」とは、自分自身で獲得していく力の事です。

人間の抵抗力の源は、先天の原気の力によってなされていますが、
それにも個人差があって、生まれ付き丈夫な人は、
先天の原気をしっかり貰い受けて生まれた人。
それとは逆に、生まれ付き病弱な人は、この原気が足りないで
生まれついてしまった人とも言えます。
先天の原気を何方でも判る様に説明しますと、その働きはバッテリーと似ていて、
容量が大きい物を持っている人が丈夫な人。
容量が小さい物を持っている人が虚弱体質と、置き換えが出来るかなと思います。
では、この先天の原気は、何処に蔵されているかと言いますと、
「腎」のそれも「右腎」に仕舞われているんですね。

次に、後天の原気の説明をしますと、後天の原気も使いっぱなしでは
無くなってしまいますので、補充をしなければなりません。
その役目を担っているのが後天の原気の役割で、
その働きを司っているのが脾なんです。
脾は現代医学で言う脾臓とは違い、胃の親の事を言って、
東洋医学では広い意味で消化器全体を「脾胃」と表現します。
一寸、話しがそれますが、よく東洋医学の理論の中で、
脾は膵臓の事を指すとありますが、「脾は脾」であって膵臓ではありません。
東洋医学の理論は、西洋医学の解剖・生理学とは別物で、
混ぜて考えるのはご法度です。
ひとりの病気を判断する場合には、東洋医学ではこう考える、
しかし、西洋医学ではこう考えると、ふたつの道筋で診るのが必要なのです。
脾の重要な働きのひとつに、「運化」と言う機能があります。
これが食事で摂った栄養素を消化吸収して、
後天の原気の源となるエネルギーを作り出し、
それによって先天の原気を補充したり、
普段の活動をするエネルギー源ともなるのです。
従って、生まれ付き虚弱な人や、後天的に病を得てしまい慢性病となっている人は、
この先天の原気の力も、それを補充する後天の原気の力も低下してしまっている状態なのです。








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